池戸電気のお知らせ
災害時の停電に備えて自立コンセントの確認をしておきましょう①
太陽光発電システムを設置しているお宅には「自立コンセント」が設置されています。
これは停電中であっても昼間発電している時間であれば、最大1500Wまで使用することのできる災害時専用のコンセントです。
昨年の大規模な停電の際には、このコンセントに関するお問合せが多数寄せられました。
災害時にはパニックになってしまうもの。正常に稼働するかどうか、操作方法は理解できているかなど、停電対策として平常時に確認しておくことをお勧めしています。
★よくある質問TOP3★
①自立コンセントがどこにあるのかわからない
1・どれが自立コンセントかわからない
シャープ製の太陽光の場合、普通のコンセントと同じように壁面に設置されています。普段は使用することができないため、コンセントプレートの色を変えてあったり、カバーをしてあったり違いがわかるようになっています。モニターの近くに設置されている事がほとんどです。他メーカーの場合はパワーコンディショナ自体にコンセントが付いているタイプもございます。
2・自立コンセントがない
販売店によっては自立コンセントがオプションの場合がございます。ご自宅に自立コンセントが設置されているかどうかご確認ください。
②自立コンセントが使えない
1・自立モードに切り替えていない
自立コンセントを使用するには室内モニターを使って「自立運転モード」に切り替える必要があります。(自立コンセントがパワーコンディショナについている場合はパワーコンディショナのボタンで切り替えます)
2・夜間に使用しようとしている
自立コンセントは太陽光が発電している昼間にしか使用ができません。
3・1500W以上の電化製品を使おうとしている
冷蔵庫などの大型家電は、停電直後でしたら使える可能性がありますが、停電から数時間経過すると冷蔵庫を冷やすためにモーターが回るため1500W以上の電気が必要となります。1500W未満の機器でもお天気によっては使用ができないことがあります。太陽光は曇りや雨でも発電しますが、パネルの設置容量によって1500Wに満たない場合がございます。携帯の充電など消費電力の少ないものでお試しください。
3・パワーコンディショナもしくは自立コンセントの不具合
停電時になって初めて機器の故障に気づく事があります。平常時に疑似停電をしてみて自立コンセントが使用できるか確認してください。部品など機器の不具合による故障は保証期間中であれば無料でメーカー修理が可能です。
③使い方がわからない
1・取扱説明書を紛失
取扱説明書はどのメーカーであってもWEBからダウンロードすることができます。災害時はネットが使えない場合も考えられます。自立コンセントのページだけでも印刷やスクリーンショットで保管することお勧めしています。
ご自宅にインターネット環境がなかったり、サイトを見つけられない方は弊社にご相談ください。ご自宅に郵送いたします。